芝生張り
■品種について
◎高麗芝(日本芝)
家庭園芸用として最もポピュラーな品種。九州と沖縄に自生する暖地型の芝で、東北の以南くらいまでは栽培可能です。 乾燥や肥料不足にも耐え、丈夫で栽培しやすいのが特徴です。冬は地上部が枯れますが、4月頃から急激に生長して緑色になります。
◎野芝(日本芝)
日本の全土に自生します。公園や大きな庭でよく見られる芝です。丈夫ですが、高麗芝より葉の幅が広くキメが荒い芝。 観賞するような庭には、美観の点から見ると、あまり向いていません。
◎西洋芝
高麗芝・野芝に比べて葉の緑色が濃く、四季を通じて緑が楽しめる通年型の芝です。芝生のキメが細かいため、ゴルフ場などで使われます。いろいろ種類がありますが、日本では種子繁殖の品種が主に用いられています。日本の高温多湿が苦手で、暖地では栽培に工夫が必要です。
作 業 |
価 格 |
---|---|
下地整正(不陸・砂敷均し等) |
¥500- /u |
張芝作業(目土・転圧・灌水含む) |
¥980- /u |
芝生管理
■手入れについて
◎芝 刈
・高麗芝
5月〜6月に月1〜2回、7月〜8月に月2〜3回、10月に1回、2cm程の高さに刈りこみます。
・西洋芝
3月下旬〜4月に月3〜4回、5月〜6月に月3〜5回、7月〜8月に月1〜3回、9〜10月に月2〜4回、2.5cm程の高さに刈りこみます。
※西洋芝は高麗芝より頻繁に刈りこむのがポイントです。
◎エアレーション
・実施時期:夏
土が踏み固めらると芝生の生育に良くないので、ローンスパイクで芝生に穴を空けたり、新しい茎を伸ばすため古い茎を切って、通気性を良くし芝生の活性化をはかります。(ローンスパイクが無い場合、穴は10cm間隔、深さ10cm、直径約1cmに空けます。)
◎目土入れ
・実施時期:春〜初夏芝生がぶかぶかしているような場合に目土入れを行います。これを行うことにより芝生の凹凸をなくすことができます。
◎肥 料
・高麗芝
芝専用の肥料を3〜4月に芝が色づきはじめたら施し、5〜6月に1回、7〜8月に各1回施します。
・西洋芝
芝専用の肥料を3〜4月に1回、5〜6月に各1回、7〜8月に(量を半分から3分の1に減らして)1回施します。9月〜10月に1回、11月〜12月に1回施します。
◎病害虫
☆病 気
1.さび病
症状・・・葉に橙色の斑点が生じ、胞子が飛んで広がります。
2.ブラウンパッチ
症状・・・円形状に褐色に枯れます。
3.ダラースポット
症状・・・白くコイン状に枯れます。
☆害 虫
1.シバツトガ
症状・・・乾燥したように芝が枯れる。
■料金について(目安)
作 業 名 |
作 業 料 金 |
---|---|
芝 刈(機械使用) |
¥250 / u |
除 草(芝専用除草剤散布) |
¥200 / u |
エアレーション |
¥500 / u |
目土入れ |
¥500 / u |
施 肥(芝専用肥料) |
¥300 / u |
防 除(芝専用病害虫駆除 薬剤散布) |
¥200 / u |
既存の芝はがし(芝撤去) |
¥3,600 / u |